ホテルにお泊まり

2003.12.31愛犬2頭を連れて日本海にカニ食い旅行、RAYパパが
「今年は絶対、間人ガニを食べに行くぞぉ」と、インターネットで探したお宿、
地ガニは、地元でしか食べられないから、その美味しさもいっそう期待が高まるのだ。

自宅を朝9時半にスタートして、ホテル
ディマーレに向かう・・。途中でおそばを食べて、現地に到着したのは2時半過ぎ、このホテルは料理のメニューによってチェックインタイムが定められている。超デラックスコース?の私達はこの時間帯にチェックインが出来るらしい。まず、荷物を部屋に持ち込み。犬を入れる準備をした。持参のベッドカバーをベッドに被せ、部屋に入る手前に持参の足拭きを敷いた。こうしれば、愛犬がベッドに乗っても汚すことがないから安心だ。準備が整ったので、愛犬を車に迎えに行った。まずはトイレを済ませねば・・・ここはドッグランがあるので、ウン○袋、足拭きタオルを準備して愛犬を連れ出した。まずは妹RAYをだす。本来なら姉Windyのはずだが、じゃじゃ馬RAYが五月蠅いと困るから、先に出した。ドッグランに入ってビックリ、昨日の?ウン○だらけなのだぁ。前日に泊まったワンコのかな?超ショック!!ウン○を踏まないように注意しながら用を足させた。
その場で回収しようにも、あまりの量で取りきれないのだぁ(哀)RAYをもう一度バリケンにしまい込んで、Windyと交代。戻ってきてから、フロントに、ウン○の掃除をお願いする。係りの人にウン○の場所を教えててあげて、「まだあるかも知れないから、よく見てお願いしますねぇ」

旅の恥はかきすて根性なのだろうか?着いたばかりの私はちょっとショックを隠せない・・・


***たまたま、この日が運悪かったのかも知れない、その後は、みんなキチンとしていた。***

さて、到着後、雨で、何もすることがないまま、愛犬達の足を拭き、部屋に入れた。畳の座敷には、上にもう一つ、ござが敷かれているので愛犬達は何処でも歩き回れるのだ。犬達も私達も部屋へ入った。一面ガラスで外の景色が見渡せる。お隣のワンコ達も見えるのだ。自宅だったら、警戒して吠える愛犬なのだが、ここでは観察モードで大人しい。お隣のワンコと窓越しに挨拶を交わしているようだった(笑)。。。。「そろそろ、温泉にでも行こうか?」近くに温泉があり、チケットが付いているので、フロントで温泉チケットを貰って、愛犬を車内のバリケンに入れて、温泉に向かうことにした。1時間ほど温泉で遊んで、ホテルに戻った。部屋に入れる前に、ドッグランで一頭ずつ軽く遊んでやりトイレを済ませ、足を拭いてやる。部屋へ戻って、愛犬達に早めの夕食を与えて、待望の夕食を待つことにした。

食事は、部屋まで仲居さんが運んでくるのだ。次々と料理がテーブルの上に、乗り切れない料理はテーブルの脇に、「ここへ置いても、ワンちゃんに大丈夫ですか?食べられないように注意して上げて下さい」「時々、ワンちゃんに食べられるお客さんがいます」と、仲居さん(笑)。愛犬達はお料理が運ばれるまでの間、休止のコマンドで待たせて置いた。Windyは時々フライングするが、RAYはジッと待っていた。偉いぞRAY(◎)、それに比べてWindyは(×)私から厳しく怒られた(爆)。仲居さんの前でWindyは恥をかいたのだった。お酒などの飲み物はこのコースは飲み放題、と言ってもそんなに沢山飲めるはずもなかった。お料理の多さにビックリで、4人分くらいかな?私は殆ど残してしまった。美味しい料理だけに残念だ。食事が終わった後で、愛犬にデザートとして家から持ってきた生ラム肉を与えてやる。時計を見たら8時半を既に過ぎていた。ホテルの人から「8時半にはロビーで記念写真を撮りますから集まってください」と言われたのを思い出し、愛犬を連れてロビーへ向かう。エレベーターを利用するが、2頭は慣れたもので、乗った瞬間に停座をする。エレベーターを降りたところがロビーだ。もう既に記念撮影は終わってしまっていたが、何人かのお客さんがまだたむろしていた。
お客A「ああ、シェパードですか?大きいなぁ、触ってもいいですか?噛みませんかぁ?」
私「どうぞ」
お客B「わぁ、かわいいなぁ、こんなに近くで触れるなんて凄く嬉しいです。連れて帰りたいくらいです(笑)、私も昔は大きい犬を飼っていたのですが教育しそこねて、私を噛む犬でした、いいなぁ」スリスリ・・・・
その場所には、Mダックスなどの小型犬も居たが、Windy&RAYはスター犬扱い(親バカ)だった。小さい犬はどうしても大きな犬から怖じけてしまう。怖がる犬をWindy&RAYは相手にしないし、伏せて安心させるポーズを取るから大丈夫。相手が大きな犬だと、ちょっと警戒するから、
私が先にコマンドを出すように心がける。公共の場では、監視力を最大にしなければ・・・
集合写真には間に合わなかったけれど、その場にいたお客さん達と沢山写真を撮られた。お客同士が気さくに話せて、ゆったりとした雰囲気は素晴らしいものだった。ドッグランでも、互いに客同士がマナーの良い対応でいきなりリードを放す人も居ない。(シェパだけに自分の犬が、私の愛犬に喧嘩を売らないようにかなぁ?)まぁ、これも良いことかも?・・・愛犬談義が終わって、それぞれ部屋に戻っていった。
Windy&RAYもトイレを済ませて部屋に戻った。

「さぁ、ボブサップvs曙見なきゃ」
あっけない、勝敗に少しガッカリしながら、ナイトキャップ代わりの日本酒を飲んでベッドに潜る。
Windy&RAYはそれぞれ専用の敷物の上。ウトウトしている間に除夜の鐘が聞こえてきた。
Windyは平気で眠っていたが、RAYは耳を傾げて不思議そうだった。RAYを呼び寄せ、
背中を撫でてやった。RAYも落ち着いてウトウトし始める。
(オーナーさん、前日シャンプーして、拭きふきして綺麗です椅子にのせて御免なさい)

朝がやってきた、まず、RAYをドッグランへ、小さいワンコと少し遊ぶ。帰りがけに別のお泊まり客に「写真撮って良いですか?」と、言われて、RAYは写真に納まった。RAYは人気者だった(嬉)。その後、主人がWindyを連れて行く。RAYと2人きりで部屋に待たされたら、主人はRAYを止められないから嫌らしい(爆)。RAYはママッコ?RAYは、外にいるWindyを見て騒ぎ出そうとするが、私にコマンドかけられて、何とか制御できた。暫くして、Windyを連れた主人が部屋に戻ってきたので、部屋で愛犬に朝食を与えた。この日の人間の朝食は別の部屋なのだ。
朝食は朝9時から、Windy&RAYを連れてエレベーターに乗る。いつものことだが、お泊まり慣れっこな愛犬達、違う場所へ行っても、何処に何があるか直ぐに覚えるらしい。朝食の小部屋は、まるで京都のお茶屋さんの様な仕切になっている。ここでも、仲居さんが汁物を持ってきた。2頭を待たせて動かないようにしておく。私達が朝食を済ませる間、まぁまぁ、落ち着いて待っていた。ふすま越しに、他のお客&ワンコの気配はあるのだが、慣れたものだった。デザートはキゥィ、「Windy&RAY残念だねぇ、イチゴだったら食べられたのに」。朝食を済ませて、部屋を出る。

朝のコーヒーが飲みたかったから、2頭をドッグランで軽く遊ばせた後、喫茶コーナーでコーヒーを注文。待っているところに、ホテルのオーナーらしき人が寄ってきた。
「リードで繋いでおいては可哀相です。このホテルは全館ノーリードオッケーです。リードを取ってやって自由にして上げて下さい」と・・・・
私も主人も解ってはいるものの公共の場だからリードを付けていたのだが、オーナーが、何度となく「リード放して、自由にね」と言うので、放してやった。まぁ、リードは張っていればいるほど犬は解こうとするが、リードが付いていないほど、飼い主に寄り添うからぁ・・・・呼びの効く犬でないと飼い主も放さないだろうし・・・そういうことかなぁ・・・・
そうこうしているうちに、ヨークシャーテリアが近づいてきた、とてもフレンドリーなワンちゃんだった。小さな子供が愛犬達に興味を持って近づいてきた。
親もつられて、付いてきた(笑)。

子供「お母さん、私も、小さな犬じゃなくてこういう大きな犬が飼いたい、スリスリ」

私「訓練士さんに成れる位、頑張って飼えば大きい犬を持てるよ」

親「シェパードは、ショップでは売っていないけれど、何処で入手するんですか?」

私「訓練所(ブリーダー)からですよ、気に入った母犬をまず探すと良いでしょう」・・・・

コーヒーが出来てきた。私達がコーヒーを飲む間、2頭はノーリードで過ごした。段々雰囲気に慣れてきたのか、RAYは散策し始める。開いている扉から、ドッグランへ出てしまった。(朝のうちにトイレを済ませたので、当分ウン○はしない)

Windy「母さん、RAYが外に出ている」と言わんばかりに、
ガラス越しにRAYを監視しているよう・・・

RAY「あれ〜、私だけお外に出ちゃったよ、どうしたら戻れるのかな?」
と言わんばかりに、窓越しに走り回っていた(笑)


放って置いても誰も、文句を言わないし、みんな、ゆったりしている。笑みを見せている人もいるほど。ナンともお気楽なホテルなのだぁ(爆)。そう言えば、始めの頃は、1頭ずつ待たせてドッグランに連れて行っていた。待たされた1頭はワンワン、キュンキュン泣くので、その声を聞きつけてホテルの人がなだめに集まってくるのだぁ。放っておく方が、みんな安心して居るみたい。
ナンともお気軽なホテルなのである。
「さぁ、そろそろ、出発の用意をしましょう」RAYを呼び戻して、みんなで部屋へ戻った。

荷物をまとめて、愛犬を車に乗せる。チェックアウトを済ませると、カニ2匹がお土産に付いてきた。海で遊ばせた後で、ホテルで洗う手はずを申し出てから、ホテルを後に。昨日までの雨が嘘のように晴れ上がっていた浜辺。日本海だけに波は高く、サーファー達が沢山いた。人のいない場所を見付けたので、2頭を遊ばせてやった。砂浜は、グリップ力を鍛えるのにモッテコイの場所だった。
2頭は、砂浜を駆け巡り、波と戯れ思いっ切り楽しんだ。
ホテルへ戻って、シャワーを借りる。海水をしっかり落としておかないと後が大変だ。
2頭を洗って、帰路に向かう。
RAYはこの日、海水をたっぷり味わったせいで、真水をよく飲み、走行中に何度もトイレを催促した。
車を止めて、RAYを出してやると、まぁ出るは出るは、
一体、どれだけ貯めていたのかビックリするほどの尿をした(爆)。
家に帰るまでに、3回も車を止める羽目になった(爆)。
そして、明くる朝、下痢ピーを1回した(爆)。

旅行のお財布事情
宿泊費:地ガニコース44000円(一人)飲み放題・おみやげ付き
「地ガニは人間だけのお宿でも日帰りで35.000円(一人)が相場」
大型犬素泊まり料金:5.000円(1頭)温水シャワー使い放題