最近、始めたばかりのスポーツ。Windyには、向かないと思って諦めていたが、フリスビーより長く出来そうと考え、自家製の道具でWindyをしごいている。
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オビディエンスの強化
アジリティは、まず第一にオビディエンス。日常生活のどの場面でも、勉強できるので、常にオビディエンス強化に勤める。毎日、待て・行け・来い・止まれ・座れ・立って・伏せ・付けを、しっかり動機づける。(家で出来ても、環境の違いで、出来ないことが多いので、とにかく徹底的にやらないと、入っていかない。)どんな環境下におかれていても、「呼び」・「待て」が効かないとアジリティは出来ない!オビディエンスは何故必要か?
偶然アジリティーが出来てしまう犬もいるが、段々難しいレベルに上がったときに、必ずと言っていいほど、どうしても進めない壁にぶち当たる。ハンドラーが、それを気づかずに犬をトレーニングすると、犬の意欲・スピードが落ちてしまう事がある。恐ろしいことに完全に犬のレベルが目に見えて下がるまで、ハンドラーは気付かないのである。こんな時、オビディエンスが備わっている犬の場合はどうだろうか?そういう犬は、ハンドラーからのコマンドを正確に理解する犬であり、ハンドラーをより理解しようと努力する犬なのである。私の言いたいオビディアンスとは、犬が常にハンドラーの期待に応えたいと考え、動ける犬を作ることである。こうした犬だからこそ、レベルが上がっても犬は混乱する事無くレベルアップに取り組める。勿論ハンドラーの正確なポジション・タイミング、ハンドラーのスキルに依存する事は言うまでもない。
オビディエンスとは、ハンドラーが犬を理解するために・犬が人を理解するために重要な翻訳機の役割を果たしているのだと思っている。オビディエンスを怠ると、人と犬の関係を築くことは出来ないのである。(BH/VT試験を受けましょう)
自作の携帯用アジリティ道具
河川敷など、芝生の張ってある広場を見付けて、いつでも何処でも、練習が出来るように、道具を制作。自分で作ると、ますます、色々見えてくる。
まずは、JKCに電話して、ルールブックを取り寄せる。ルールの他にイラストで各種道具の説明があるので、それを基本に大工仕事。いつでも何処でも持っていけるように、独自の設計図を作る。ハードル
木製で作ると、腐って長持ちしないので、スチールパイプ・水道管を使って、ジャンピングの道具から作ると良いでしょう。水道管が一番安く上がるのですが、ジョイントの部分が、スチールパイプ用のモノでないと種類がないので、これを応用する。水道管とスチール用のジョイントは、サイズが少し異なるので、取り付けるためにテープなどで、サイズを調節する手間がかかる。思い切って、全てスチールで作った方が、値段は張るが、簡単です。ちなみに私は、一セット作るのに3,000円位かかりました。これを、5セット持つと、アジリティの初級編完成。5セット有ると亀の子シークェンスが作れる。最終的には、7セット欲しいと思っている。チョー初級編(ボディランゲージを犬に認識させる)なら1セット有れば充分です。ある程度犬が理解してくると、今度はウィング付きのハードルセットが必要になる。犬とのポジションの取り方が重要になるからだ。*亀の子シークェンス・・基礎トレーニングで使う組み合わせ![]()
ウィーヴマシン
初めは家の庭に、竹筒さして、練習した。少し角度(左右)を付けてやって、犬が、筒と筒の間をすり抜けられるようにして、教えていく。リードでの矯正は、犬がスラロームを嫌いになったり、犬の顔が上向きにならない様にするために、避けるべきです。筒の間から、まっすぐさきに見えるところで、呼び込みして、犬の身体で、その感覚を覚えさせる。段々角度を狭めて練習するのだが、出入り口の角度は、甘めに設定してあげること。中心に近い筒から、徐々に狭めていくこと。ウィーヴのスピードアップ・外さないことが、これから先、永遠のテーマになるので、犬が喜んで、やれるよう、最初が肝心です。ところで、いつまでも竹筒を使っていると、面倒だし、壊れるし、ってことになってくるので、私は、オーダーして作ってもらった。何種類か試作してみて、Windyの体当たりにもめげない、携帯便利なスラロームマシンが完成して大満足!色々なところで、見るモノよりずっと丈夫で、ホントにお薦め。筒の部分は、20ミリの菱パイプが、ピッタリ収まるようになっていて、とても便利。菱パイプを、黄色のビニールテープでくるくる巻くと、良いです。私は、ビニールテープもバカにならないので、出入り口の塩ビパイプだけ巻いている。マシンの種類は、50センチ幅・60センチ幅と作ってしまいました。50センチ幅・60センチ幅兼用もある。はずすようなら、チキンネット等を壁にして、練習すると良い。ポールの角度が自在に変えられる可変式を使うと、犬が勝手にフォームを作れるようになります。開いたポールの間を犬に通ることを教えていって、徐々に中間部分のポールの角度から狭くしていきます。犬はチョット通りにくいと思いながらも、ここを通ることを覚えているので、犬自身が考えてフォームを作っていきます。自然な形(縫うような形)が完成します。
現在はオールステンレス製でスラロームマシンを作ってしまいました。錆びにくくて、丈夫で、見た目も美しい逸品です。世界中探しても、ここにしか存在しません。
可変式(Vの字型)スラロームで、シングルハンドのフォームを完成させると、スラロームの通過時間が1秒以上アップします。以下はイギリスチームで最強と言われるハンドラー・グレッグプロ談です。
犬がスラロームを進む方法には、二本足で地面を蹴ってスラロームを進むダブルハンドと、一本足ずつ交互に地面を蹴ってスラロームを進むシングルハンドの二通りがあります。ミニクラスの犬には当てはまらないことですが、スタンダードクラスでは一本足の方がスピードが上がります。走法をダブルハンドからシングルハンドに変えることで、スラロームの通過タイムが1秒短縮できます。現在のイギリスのアジリティ競技会で、ダブルハンドの犬が30位以内に入ってくることはありません。ダブルハンドをシングルハンドで通過するように直すには、イヌの年齢とクリッカートレーニングが出来ているかどうかで変わってきます。(中略)Vの字型をしたスラロームで練習する方法は、最初からトレーニングをし直すという意味で、ポールを左右一杯に広げた状態から練習を始めます。問題がなければ、少しずつポールを立てていき矯正していきます。ポールを真っ直ぐ立てても問題なく通過できるようになるまで、根気よくトレーニングを続ける必要があります。ポールを立てたときに、ダブルハンドに戻ってしまうようならば、最初のレベルに下げて、やり直していきますが、犬により早く学習して貰うには、より良いご褒美が大切です。保証は出来ませんが、練習してみる価値は充分にあります。スラロームでは最後に必ず犬が喜ぶご褒美を報酬として出すようにします。出来ればフードよりオモチャを使った方が良いかと思います。オモチャなら前方に投げたりして、イヌのスピードアップも図れます。犬が速く走りたくなるようなご褒美を見付けて練習に取り組んで下さい。。。この他、スラロームをパラレル(並行)においてやる方法や、ワイヤーを使った方法もありますが、あとあと何らかの問題が起きていますから、Vの字スラロームによる練習方法が一番良いやり方だと思っています。スラロームは必ず12本で練習しています。もし短い本数で練習するとしたら、それはルールが変わって、競技会でそうした障害がでてくるようになったときです。基本的に競技会にでてこない道具を使った練習はやりません。コンタクト障害とスラロームは、イヌの頭を洗脳出来るまで、繰り返し練習することが大事です。。。。短い本数で練習していると、10本で抜けてしまうような弊害があります。12本の最後で抜けてしまうような場合は、14本などにポールを増やして練習します。こうした場合、ハンドラーの動きにも問題が見られますから、ハンドラーももう2本先にポールがあるつもりで、その様な動きをするように注意して下さい。(愛犬ジャーナルより抜粋)
一緒に練習しているスタンダードはみんなシングルハンドです。(チョット自慢)やっぱり、本物志向という方はこちら
へ行って!!
「13」のレンチで角度調節は自由自在。
1.開いた状態で使用する(一番手前左・二番目右と交互に開く)とにかく真っ直ぐ歩くようにする。2.段々角度を狭めていく(出入り口は少し広め)
3.グレッグプロ推奨、ほらこの通りシングルハンドの完成
固定式ウィーブマシン(写真上)のWindyの大きさは体重23キロ、シェパでは小柄。
左は必要工具と交換可能部品写真左が可変式・右が間隔併用タイプ(間隔固定式は止め部が溶接なのでオッチャン以外は直せません。)間隔固定式も、ネジ式にすれば、万が一壊れても部品交換するだけで修復できます。ネジ式にすると、使っているうちに緩むので締め直しますが、アロンアルファなどを使ってはと考えています。2つ折れ部分の接点が捻れないように運搬時・設定時注意を払って下さい。 幅跳び・シーソー・タイヤは、ルールブックの図解から手作りしました。シーソーの台は、スチールで組み立てました。タイヤは、スーパーカブの廃タイヤを貰ってきて、スチールのフレームを作って、つるしました。今では、チーム全員が、それぞれタイヤを持っています。Windyは、時々太いタイヤに防衛するので、オフロードバイク用のちょっとイカツイタイヤを使っています。幅跳びもルールブックにより木製の板で作ってペンキを塗りました。トンネルは、そのうち手に入れようと思っていましたが、何と何とトイザラスにオモチャのトンネル(1.999円)が売っているのでした。マギーちゃん一家が3個買ってきて、改造した物が下の写真です。早速、Windyママもお友達のRinちゃんの分と合わせて4個買い占めてきました。
ごめんなさい、最近は売っていないみたいです。
テーブル、シーソー、A−frameも完成!!
マギーパパが、携帯用のテーブルを作ってくれました。肩から下げて運べます。広げると長短2種の足、ナットやネジ工具などが収納できるボックスまで、入っています。組み立てると、頑丈なテーブルの出来上がり。みんな感激しました。シーソーはRinママが大工さんに頼んで作ってもらいました。3つに折れて車に積めるようになっています。ちょっと強度が無くて、スタンダードには危なかったので、これもマギーパパが改造してくれました。さらに、A-frameも完成。マギーパパの次なる目標は、ドッグウオークだそうです。
タッチ障害はじっくり時間をかけてやらないといけません。諦めずに、完璧を目指して練習しましょう。ただし、愛犬に無理をさせると拒絶する様になりますので注意が必要です。
アルミ製のタッチモノシリーズアメリカでは売っているのですが、高価だし送ってもらえない?
ミニ・スタンダード兼用で、
畳んで肩から下げて運べます。
マリリンママの知り合いが作ってくれた、折り畳み式のシーソー マギーパパ特製の
A-frame