犬を飼うって決めたのはどんな理由ですか?
好きな犬種だからですか?
犬のことを充分調べて入手しましたか?
私は最近とても疑問に思うことが有るのです。
犬種の特性を充分理解して、服従という共通のコミュニケーションを作って欲しいと願わずにいられないのです。飼い主の掟を守って欲しいなぁ!
ペットブームから、ドッグスポーツブームへ移行してきたかなぁ?
全てを悪いと否定したわけではないのですが・・・・
犬を飼う理由=ドッグスポーツの為って風潮になってきたかなぁ?
安易に楽しめるドッグスポーツ・・・本来は決して安易に楽しんではならないモノなのでは?って疑問がますます脹らんできます。
ドッグスポーツを中心的に行っている人の中にも「服従入れると、意欲が落ちる」と、胸を張って言い切る人たちが居ます。私にとっては凄い疑問符です。
きっと「服従」という言葉の意味を取り違えている人たちなのでしょう。
ディスク競技は動くモノを追っていってレトリーブする競技ですが、犬の狩猟本能を利用して人間が楽しむゲームでしょうか?アジリティ競技は野山を駆け抜ける代わりに障害をクリアーする競技でしょうか?個体差は有りますが犬はすぐにこの競技が出来るようになります。そして、飼い主も楽しいからすぐに魅了されてしまいます。異論を唱える人もいると思いますが、私からすれば、犬に遊ばれているだけで、コミュニケーションの手段になっていないかも?なんてね!あはは、私自身Windyに遊ばれています(自爆)。が、しかし・・・
競技を共通のコミュニケーションとして、しっかり飼い主との調和が取れる素晴らしいペアーが存在します。とても素晴らしいペアーが居ることを私自身認めています。一方では、犬に遊ばれている、勝手な行為が偶然競技として当てはまるペアーも存在しているのでは?(私はこのタイプです・・自爆)
さて、この違いはどうして生まれるのでしょう!
つい最近のディスクドッグの旧友との会話
旧友「勝手に動き回る犬、ガウガウする犬が増えてきた。その飼い主と話をすると<野生の本能だからねぇ!>と、開き直っているだよ」
旧友「おまえの犬は野生犬なのかぁ?飼い犬じゃないじゃん(怒)」・・・
旧友は自分の犬を守れれば、他は関知するのはもう止めようって、思っているのに違いない。きっと、言っても無駄だと思うからなのだぁ・・・
こうして、私が愚痴っても仕方のないことなのでしょう(爆)
メチャクチャに訳の解らない人間が増えてきたのかもしれない・・・
(え?私も訳の解らない謎人間です・・・残念)
犬はみんな悪くない、犬のせいじゃ無いなぁってね(笑)
犬は社会性を持った生き物だ。人間との付き合いは、共通のコミニュケーションを持って生活する高等動物なんだけどなぁ・・・
私もこんな事を言われたことがあります。
アジ某所「この犬、(競技以外では)犬に向かって攻撃しかけるから、そうなっても知らないよう!」って・・・競技に意欲的な犬ならば、それ以外は良いのかなぁ?それって、恥ずべき事ではないのかなぁ?
(余談)・・・私の恥
Windyは吠えながら走ります(競技の時だけ)・・・アドレナリンを放出しながら走っているのでしょうか?その姿を、『喧嘩を売っている』と解釈する犬も居ます。『そんなに、楽しいの?』と解釈する犬も居ます。どうしてこの様な違いが犬によって現れるのでしょうか?謎です!・・・私の犬作りの反省点であります。
|
ドッグスポーツの格好良さだけに惹かれているのかなぁ?
私自身、格好良さに興奮していました(反省)。
私がドッグスポーツを始めた当時の環境は、競技を楽しむ以前に仲間達はみんな服従を頑張っていました。コート外でガウガウ声が聞こえたり、脱走して収集がつかない犬は私の知る限り存在しませんでした。当たり前に仲間達は愛犬との強い絆で結ばれている関係でした。所詮、犬畜生かもしれませんが、仲間達はお互いを信頼できる関係でした。少々のニアミスがあっても、根に持つことなく?解決できる関係でした。
現在では、予防線を張らずにいられない環境じゃないのかな?これではまるで、「普段、放せない犬をドッグランで勝手に遊ばせているのと何も変わらないじゃん」って、思ってしまいます。ディスクを持ってさえいれば、呼び戻しが効く犬って、それだけではとても信頼関係とは言えないなぁ。獲物(ボール・餌)をだしに呼び寄せている関係は絆とは別物です。
単に取り引きしているだけです。
一番大事なことを見逃していませんかぁ?
自分の持っている犬が競技で成績を修められなくなると、
道具のように買い換える(注:次の犬を迎えることを非難している訳ではありません)・・・私には我慢の出来ないことです。犬を変えても、指導主自身が変わらなければその犬の性能を開花させることは不可能だと思います。性能の良い犬ほど、犬にマッチした指導手の腕が必要です。
余生と表現したくないけれど、競技をしなくなっても大切な相棒です。
新たな犬を迎える際には、現存の家族のことを充分考えて欲しいなぁ?
可能な人なら、どうぞ、進んで胸を張って楽しんで下さい。
私はアジリティやディスク競技が素晴らしく優秀な犬より、
ドッグスポーツしていなくても?
飼い主と愛犬との関係が強い絆で結ばれている方が
素晴らしいと思う事があります。私だけなのでしょうか?
「輝く瞳返し」する関係は素晴らしいと思います。
Windyをアジの第一線から引退させた直後にこの様なことを書くと
「言い訳がましいワイ、今まで散々楽しんでいたくせに」っと、お怒りを買うんだろうなぁ(爆)
私自身はたまたま、Windyが頑張ってくれた、そして偶然、健康体を保って来れたって事なのです。Windyはジャーマン・シェパードです。犬種で言うとドッグスポーツ(アジ&ディスク)には不向きです。基本的な訓練ならとても向いている犬種ですが、アジリティやディスク競技には向いていません。たまたま、小柄で締まった肉体を持っていたから楽しんでいました。ドッグスポーツをするために入手した訳ではありません。シェパード犬の特性にトコトン魅せられて、絆作りを生活の糧として、お互いを磨き合う為に我が家へ迎えた犬です。
私の身勝手なHPを見て、ジャーマンシェパードでアジリティ・ディスク競技をするためにジャーマンシェパードを入手したいって、どうか、思わないでください。この記事はそんな想いで掲載しました。どうかご理解下さい。
(ジャーマンシェパードでも、アジリティやフリスビーにピッタリの体形・性能なら是非チャレンジしてくださいね。心から応援します。『シェパ=恐い』をそのステージで翻して欲しいからです)
服従訓練(基礎)を充分な理解の元で楽しみながら入れられて、その先に、愛犬にマッチしたモノを考えて欲しいと心から思います。アジリティ・ディスク競技は、ほんの一部であって、全てではないのです。
注釈:服従とは、規定の形を作ることではありません、犬が真なる理解で動ごくことです。
服従は犬と暮らすための全ての基礎です。そして、あらゆるドッグスポーツは、ほんの一部でしか有りません。落とし穴に注意しましょう。
服従をドッグスポーツのオマケ感覚として捉えないで下さい。
最も要となるモノです。
競技会の成績について・・・ジャッジは人間です。それを充分理解して欲しい。
万が一ミスが有ると思っても恨まないようにしましょう。
一番大切なこと・・・・愛犬と共に如何に満足できたかが、点数より大事だと思っています。競技会なんだから点数が付くのは当たり前、悔やむより点数はオマケ感覚で楽しんで下さい。点数はバクチの結果かなぁ(笑)
この調子でドッグスポーツが流行まくると、流行り犬種が、またまた、嫌われるってことにも成りかね無いなぁ(ちょっと、小耳に挟んじゃった)・・・・危惧!!
賢そうだから?
ドッグスポーツに向いているから?
カッコイイから?
犬は訓練して初めて賢くなる=飼い主が訓練を理解してこそ成り立つもの
犬には正確に学ぶ権利がある。
健康管理をして初めて鍛えられた犬になる
(幼少時に動かしすぎて壊れちゃう犬も居るらしい)
注釈:訓練(競技)が優秀でも、社会面が「?」も存在するのかな?
競技の麻薬に侵されると、大切なことを見落とすのかなぁ?
犬を飼うって、とてもエネルギーの要ることだと思います。
向いていそうだからと言って、楽しめそうだからと言って、
上辺だけ捉えて犬に要求することは、
愛犬の混乱を招くばかりです。
愛犬と一緒に動き出す前に、飼い主が学ばなければならないことが
沢山あります。時間が足りなくなりそうです(爆)。
愛犬との暮らしの中で、苦悩する「過程」こそ「楽しみ」として捉えて欲しい。
愛犬は人生の素晴らしきパートナーなのだから・・・・・・
〜〜〜〜〜〜超生意気なWindyママの愚痴〜〜〜〜〜
|