犬の本質にマッチした訓練

色んな犬種が存在します。
私は犬の生まれてきたルーツ?を訓練として活かせたら、その犬の暮らしはとても幸せだと考える一人です。

では?トイグループとか、(抱き犬?)とかは、訓練しなくても良いのかなぁ?って疑問が湧いてきます。

犬種の違いはあってもそもそも、犬は犬で、人間に寄生して生を営む生き物に変わりはありません(笑)。

以前、家庭犬と作業犬の違いを述べました(ブログ)が・・・私は家庭犬、作業犬の区別無く、犬を犬として捉えた訓練(犬の能力を引き出す訓練)を全ての犬に施して欲しいと考えています。訓練の過程では犬種の生まれてきた理由(特性)も、視野に入れながら訓練に取り組みます。

作業犬の訓練に携わるようになって、私は犬への訓練感が大きな変化をしてきました。形(見た目)に拘ることが無くなりました。良い点を取るためのスタイル?がこの世に存在することって、疑問です。

自分の求める訓練は、本心、資格やスタイル?に拘ることではないのです。犬が作業に対して、真なる理解をしているか、どうか・・・その目標に向かって絶え間なく進化を遂げてゆく=訓練と考えます。

訓練には終わりがないし、パーフェクトにトコトン近づきたい!って一生かけて鍛錬していくことだと考えます。

パーフェクトって、あり得ない!(あくまで私感)
だからこそ、訓練の魅力がトコトン継続してゆく私です。

こんな犬だから〜って、諦めては先に進めません。
こんな犬にしたのは、全て指導手(飼い主)に因がします。

どの様な犬であっても、指導手の環境がその犬を育ててゆくのです。
犬に対してトコトン追求し、犬の意欲を引き出せる環境を育む>飼い主の務めと考えます。

犬は生まれたときから、人間以上に、あらゆるモノを吸収したいと考えている生き物だと思います。
これは、犬の持っている素晴らしい性能ではないでしょうか?

犬が進んで指導手の意図を理解したい!吸収したい!と言う素晴らしい生まれつきの性能を活かすも殺すも指導手(飼い主)次第だと考えます。

犬を心から受け入れて、犬が活かせる暮らしに向かって、
これからも歩んでゆきたい私です。

犬はペットではない!!!犬は犬としての役目があります!
犬の意欲を失わせない暮らしを続けて行きたい私です。

追記:犬種図鑑みたいな、本をこの前読んでみました。
なんでも、それぞれに於いて、ショータイプとペットタイプの値段設定がありました(笑)。
通常ならば、ショータイプとフィールドタイプ(訓練系)と区別されるはずなのに、とても疑問でした(笑)【考察:ショータイプってのは、ショウの成績が良い犬の血統だから、高いよ〜んって意味だと思いますが(爆)。】

抱き犬?ってのも、人間が生み出した犬種なのですが・・・犬は四肢を大地にしっかり降ろして、走り回るのが自然です。抱き犬って、犬としては可哀相かもしれない?その様に考えてしまう私です。

犬は色んな事を吸収したい(学びたい)と、生まれたときから考えている?(私感)、犬とのキャッチボールを惜しまずに、暮らして行きたい♪
【一方通行<絶対服従>では、犬の意欲はドンドン低下しちゃうでしょう(私感)】

追記:絶対服従では能力の高い犬で有ればあるほど、犬を良い方向へ導くことは不可能です。すなわち、力も相当強く、精神力も相当強い犬だからです。真なる理解を犬に伝えられなければ能力の高い犬ほどコントロールは不可能です。さて、絶対服従が可能な犬は、おそらく人間の能力以下の犬かもしれませんね(推察)。単に犬が諦めて人間の言うことを聞いているだけかもぉ?(私感)

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