Thank you Windy

2005.5.15Windyはオプデスファイナル犬として出場した。私自身完走出来るかどうか、もの凄い不安を抱えていた。去年12月の予選会では絶好調?だったWindy(ジャッジからも忘れかけていた本当の楽しさを思い起こしてくれる犬と、最高の褒めぜりふを頂いた)だけれど、2月頃から急に老け込んでいた。当時レントゲンでWindyを調べたところ、背骨に加齢が診られた。
人間でも50歳前後に現れる症状かな?その時、私はいつまでもゴーゴーWindyではいられないなぁ?って緩やかにアジ人生を引退させなきゃ・・・等々悶々としていたのだった。

RAYを訓練所に預けたから、Windyは張り合いが無くなって急に老け込んだのかな?いえいえ、それは思いこみ、いくらなんでも9才の現役は無理だろう等々、ずっとずっと悶々としていた。
様々なドッグスポーツに魅了(飼い主の身勝手で)され、Windyは私達の望みを数え切れないほど叶えてくれた。今考えるとWindyが努力して私達に楽しみを与えてくれていたのだと、心から感謝している。

「Windyと一緒に楽しめることをしよう!」って、犬のことを想って本当に私はやって来たのだろうか?今考えると、ちょっと違うかもしれないと思える。
Windyは私達が楽しめるように精一杯努力して頑張ってくれていたのだと思う。
どんなドックスポーツも一生懸命動いてくれるWindyに親バカだけど感謝せずには要られない。
WindyのA-1ナショナルは、Windyのアジフィナーレになった。
「Windy、心から有り難う。貴方はこれからも私達の輝く星だよ。良く、頑張ったね」・・・
終わったあとで、Windyを抱きしめながら涙が止まらなかった。
ファイナル直前まで、私は出走すべきか悩んでいた。
最後の大舞台だから、出そうか?それとも、やはり、Windyを思うならば、取りやめるべきか?
Windyを道具として扱ってしまうことになる恐怖感(反省材料)、Windyはどう思っているのかなぁ?
ずっと、ずっと私は葛藤していた。
ファイナル犬として名前が呼ばれて、その舞台に上がれただけで良いと思った。
走れなかったらその場でWindyにお礼を言って舞台を去ろうと決心して出場した。
舞台を終えて、舞台袖ではアジ仲間がWindyを受け止めてくれた。
仲間と一緒に思いっ切りWindyを抱きしめた。
取材が入っていたので「Windyはパッドがすり切れていたので、腰にも負担が掛かって疲れてしまったのでしょう」と、言い訳をした。
Windyに尊敬の意味を持って、言い訳をした。
本当はもう、現役として走れないほど急加速で加齢したのが原因だけど。
心の中でWindyに謝罪しながら言い訳をした。



競技会で色んな人に出会って、可愛がってもらうWindy・・・Windyがおねだりするからなぁ(爆)、
そのおねだりにみんな快く?応えてくれるのだぁ。
Windyと関わってくれた沢山の仲間達に心から感謝せずには要られない、
本当に有り難うございます。
Windyのおねだりでご迷惑をお掛けした皆様、陳謝&感謝をWindy共々申し上げます。

Windyは天からの貴重な預かりモノ、親バカだけど本当にそう思える。
これからは、もっと、もっと大事にしないとね・・・・
ねぇWindy!貴方を労る飼い主を利用してわがまま(ガンコモン)にはならないでね(爆)
ねぇWindy!貴方のアジはフィナーレだけど、犬としての修業はまだまだ長いぜ!

Windy談?「母さん、これからは、おねだり専門犬って、ダメでしょうか?、私なりに結構受けていると思っているのですが、ねぇ、ダメ?」
私「Windy、一応シェパなんだから〜解ってるの?ねぇ(爆)」

競技と通じて皆様から頂いた嬉しい一言〜

シェパで安心して触れるのはWindyだけよ!
オン、オフのスイッチが素晴らしいなぁ!
華の有る犬だぁ!
小さい犬も不安な犬もWindyの傍だと安心できるね・・・



Windyと目を合わせてくれる人は喜んでWindyを受け入れてくれた(想像)
Windyと関わってくれた競技会の皆様本当に有り難うございます。

今後は漫才犬シェパとしてどうか宜しくお願いします。
Windy&私にこの様な素晴らしい環境を与えてくださったオプデスの皆様、心から有り難うございます。
JFA・エクストリーム・草アジ・JKCの皆様有り難うございます。

写真提供:すずさん、本当に有り難う!!
イラスト提供:アンママ画伯、チュッ!!

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