息詰まったときには

トレーニングで悩んだときにはまずは始点に戻って考えます。
ああ、指導手として心構えを立て直さなくっちゃ(爆沈)。

犬とは、自分の有利になることは即、得なる知識として溜め込む。 
犬とは、いかにして飼い主を自分有利に動かそうかと考察&行動する。 
犬とは、可能な限り、嫌な想いをしない様に行動する。 
犬とは好きなことには、トコトン食らいついてくる。 
嫌な想いを乗り越えるには、その延長線上に充実(満足)感が、 
期待できるからなのかもしれない・・・

あ”あ”〜犬問答は果てしない道のりじゃ 
タイミングはとても重要な鍵。 
あ”あ”、瞬時に犬を感じて動き、瞬時に正しい命令を出せる日は来るのだろうか?

犬に要求(コマンド)した瞬間に、その後の犬が正しく動くけるか、動けないかを
認識できる技術を持ちたいなぁ〜
これって、生まれながらのセンスなのだろうかぁ?
それとも、可能になる日が訪れるのだろうかぁ?

私の大きな欠点は、犬の動きを確認する時間が長すぎることじゃ。 
これでは、犬の行動をまんま容認しているに過ぎないのだ。 
瞬時に犬を感じて動ける様になりたい、命令できる様になりたい♪ 
そして、正しい行動である事を、その場で犬に(指導手との共通理解として)伝えられる様になりたい♪

ああ、すんごく、悔しいぃ!
犬の方が人間より、素速く考え、素速く行動するのだ。 
人間は言葉に頼って、それ以外が退化しちゃった生き物だもの(沈)。 
犬の能力を人間が上回れる日は訪れるのだろうか?くっそぉ〜

犬がどう受け取るか(理解するか)をしっかり考えてから、 
指導手は行動しなければなぁ! 
動き出す前にまずは、じっくり考えねばぁ! 
無意識に、型にはめよう〜と行動しちゃう(爆) 
流れに流されてしまうのだった。 
基本的なことを忘れがちな私です。 
もっともっと、さかのぼって考察しなければなりません。 
ああ、只今、反省中!!!

犬より人間の方が勝っていると考えている様では、先には進めないのかもしれないぞぉ(私感)。
犬の能力をじっくり理解した上で、導かねばなぁ(独断)。
はぁはぁ・・・犬と私、一体どっちが訓練されているのだろうかぁ(笑)。

犬の行動は全て訓練者の行動によって、学習し、決定されます。
もし、自分の犬の行動に不満な箇所があったり、何か行動をチェンジしたければ、貴方が自身の行動に不満を持たなければいけません。
貴方自身がチェンジしなければ何も変わりません。 
じゃあ、ナデナデせずに、犬に褒める行為はどーしたらいいのか?
犬と目と目を合わせて言葉で褒めるのです。
タイミングと褒め方が正しければ、犬の目はギラギラと輝いて、ポケットのボールではなく、貴方を見つめ返して(これが正しい注目)、貴方の次の要求を、プルプルと1mmくらい体が震えながら待っています(これが訓練によって作られる集中力)。

・・・・・・Written by Haruo Masuda.(大師匠様)



《無断転載を禁ず》