大型犬を飼っている人は世間の偏見とも戦わねばなりません。
多方面から相談をされることがありました。
お散歩の時に苦労している話 ・・・
『大型犬=怖い・噛む・吠える』と言う世間の偏見と闘っている人が多いのです。
お散歩で連れ違うときとかに、普通にしていても「恐い〜かみ殺される〜」とか言われちゃうし、相手は恐る恐るの雰囲気を全面に出してきます。
大抵の場合?相手の方が先にガウガウ吠えたりしているのではないかなぁ?
言われる方の立場も考えて欲しいかなぁ?(ボソッ)
大きな犬ってだけで、非難するって、どうなんでしょうね?
さて、白い目浴びせられた飼い主は、その時、平静を保とうと思っても、
他からの軽蔑の眼差しや、恐怖心を愛犬は敵意と受けとってしまいます。
そして、愛犬は飼い主の心の変化を読み取り、飼い主を守ろうとする行動を取ることがあるでしょうか?
飼い主は吠えさせないように慌てるし、相手からも攻撃されるかも?
悪循環でガウガウ犬に陥るようです。
しっかり管理していても、世間からの白い目攻撃に対して、飼い主は悔しい思いを抱きます。
そんな想いを愛犬は、危険と察して飼い主を守る行動にでてしまうのかも?
そこで私は『なかったことにしよう!散歩』に切り替えてみては?と、提案しました。お悩み大型飼い主は、通常のお散歩で他犬とすれ違う際には、
常々ショックをかける準備をし、犬を制御しているそうです。
私はこれでは悪循環かも?と思えたので、万が一その様な事態になったときは、道を変えて、「見なかったことにしよう散歩作戦で〜」と提案しました。
ストレスを犬になるべくかけない方向で慣らして行くのが良いかと考えたからです。
犬と人間が平常心で居られる自信が持てるまで、ストレスがかからない状況にした方が良いかと考えます。大型犬を、力でコントロールすることは、全てに有効なことではないのです。
お互いの心を感じて、お互いを思いやって犬も行動をとるのだろうと考えます。
人間が犬を瞬時に制御しようとした行動が、逆に犬をけん制するように働きかけているかもしれません。
そして、飼い主を守ろうとする行動に出るかもしれません。
あげくにガウルに繋がるかもぉ?
ガウってしまうと、相手は益々白い目を浴びせてきます。例え先に吠えたのが白い目側であっても、大型犬の吠え声を非難します。世間から大型犬ってだけで白い目攻撃・・・これは私も長年体感しています。
哀しいけれど、仕方がないし・・・悔しいけれど。
従って、私は失敗のない様に行動することだけを目的にお散歩をします。
『噛んで貰え〜』という余裕の人に遭遇できるまでに至りました(爆)。
噛んで貰え〜と言われても、我が家の犬は噛みません(爆)・・
テリトリーはお仕事?だけど、パブリックは区別します(断言)。
パブリックでは、他犬が走り寄ってきても、吠えかけられても、愛犬は無視可能だもの(経験談)長年かけて培ってきた、私と愛犬の関係です(親バカ)。シェパ飼いには、『シェパード=凶暴犬』というレッテルに悩む人が多数存在します。
これはシェパードに限ったことではなく、大型犬種や、危険犬種に称される犬は白い偏見にさらされます。
仕方がないと言えば、仕方がないかなぁ?
本当に恐い犬は犬種じゃなくて、大きくても・小さくても存在します。どうか、悔しさは、愛犬との良い関係を作ることで跳ね返してください。
我が身を持って、証明するしか手だてがないからです。
ああ、ガウル犬は、噛み犬は、大きさや見た目じゃ判断付けられないのに!お悩み飼い主は、偏見で観られるような犬をを選んだのは私のエゴ?って・・
だけど、愛犬が白い目で見られることが非常に悔しい。。。
なので、犬の幸せを心から願って努力しているのです。
相談者は途中で扱えなくなって、手放したりは絶対にあり得ない素晴らしい人です。
向かい入れた犬の一生を守ってあげたいと、努力を惜しまない人です。
だからこそ、悩みも深まります。
大型犬を選ぶ飼い主さんは、躾の必要性も解っている人が多いと思っています。
小さい犬なら抱けば問題回避できるけど、
大型犬の場合は、やはり、コミュニケーションが取れないと、動かすことが難しいからです。
大型犬の方が、ドッグカフェーでも大人しい(データ)、マーキングもめったにない事実からも解ります(笑)。
なのに何故に、お散歩時には白い目を浴びせられるのかぁ?
悔しくてたまりません(爆)。大型犬の飼い主さん、負けないで!!!
どうか、皆さん、見た目や、吠え声で、判断しないで下さい。お願いします。負けるな、大型犬飼い主達よ〜ふぁいとぉ〜!!!
追記:無かったことにしよう散歩は決して逃れていることでは無いと思います。
原因を作らないことで、身も心も安全を期せれば良いのだと思う。
訓練で試練を乗り越えさせるのと、日常での危険回避は、状況に合わせて上手く使い分けるのが良いと考えるから(私感)。
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