2004.11.23オプデスレポート

Windy久しぶりの競技会。今度こそタッチできるかな?って感じで参戦した。
JP3は3障害で撃沈、まんまと、トンネルに吸い込まれてしまった(爆)。
Windyを待たすのを諦めたわけではないが、Windy流のスタートをさせればいいと私はWindyと同時スタート。(だってぇ、練習で待てても本番モードのWindyを制圧できないから仕方がない)スタートさせるWindyの角度を決めてからWindyを障害に送り出す戦法で出走するのだ(言い訳)。これを成功させるのは、私の反射神経を鍛えなければならない。競技の基本は犬が指導手に合わせて動くのが基本なのだが、私の場合はそんなことは不可能なのだ(爆)。「如何に良いラインでWindyを回すか」それに拘って、私のポジションをコース見分の時に考えるのみなのだ(爆)。下手にWindyを無理矢理コントロールするより、その方がより自然なのだぁ(持論)。待てる方が有利に決まっているが、犬を気持ちよく走らせてやれれば良いと思うようになってしまった。あ〜あ、余裕を持って指示出せたらどんなに良いかも知れないと、もう、憧れしか持てない私。
Windyが落ち着いて待てる状態に万が一成ったとき・・・それは、引退の時?
元気でルンルン戦闘モードのWindyがやっぱり、最高に楽しいから許してしまう。・・・こんな私はダメな指導手かもしれないけれど、Windyが喜んで走っているから、許してしまうのだぁ(爆)。

AG1はスタートから直線上にDWが見えるのだぁ。Windyは私を見ようと下りラインでタッチ直前に降りてしまう。「ゲッ!早くも1ミス」その後は、タッチの手が上がりそうになったが、訂正されていた。後でジャッジに聞いたら、「Windyは後ろ足で必ずタッチを踏んでいました。スゴ技を入れてきましたね!」わ〜い、タッチに拘った甲斐があったかな?そう言えば、何年か前にドイツのジャッジ(FCI)が世界規定について話していたことを思い出した。「前足がタッチより先に地面に付いていても、後ろ足がタッチゾーンを踏んでいれば良い」つまり、何れかの足が踏んでいたらオッケーなのだ。おお、この事だったわい。と、納得した。タッチを見切ってくれるオプデスジャッジに大尊敬。Windyは長年タッチを外す犬としてイメージ定着しているだけに、何だかとても嬉しく思えた。私自身も本番で走っているときWindyに対して信用していないのに、ジャッジ様、本当に見極めてくれて大感謝でございます。Windyがタッチを踏めたとき、もしかしたらおまけして貰ったのか?と思ってしまう私自身がそこにいる(爆)。ビデオで何回も確認したが、ジャッジの行ったとおり、Windyは後ろ足で確実に踏んでいた。「Windy、やっと、理解してくれたの?サンキューね」

AG2はハンドリングの無駄が数カ所有ったが、前代未聞のクリーンラン達成。なんと1席ゲットだった(超嬉しい)。無駄省けば、もう少しタイムが縮まると思う感じだったから大満足かな?それにしても流れを止めず?にタッチを全て踏んだのは恐らく初めてのことだ・・・なんたる親バカ!!

AG3は最後までいい感じだった?・・・が、一番最後のダブルバーを落としてしまった。アハハ、まぁいいです。セミファイナル権ゲットできたから上出来です。
ダブルバー・トリプルバーは私の中でトラウマだから仕方がないかな?Windy上出来です。サンキューね。

それにしてもWindyは幸せ者です。会場の多くの方々に可愛がって貰えて本当に幸せ者です。益々Windyはアジが好きで好きでやめられない犬になった。
Windyはエントリー直前まで凄く大人しいのに、入った途端に雄叫びあげて戦闘モードになるのだ。そして、最初から最後まで吠え続ける犬なのだ。
ジルさんが「この犬が吠えないで走れるようになったら素晴らしいペアーに成るでしょう」と、その昔セミナーで褒めていただいたが、それは、永遠の課題だなぁ(爆)。吠えるのはWindyの作業犬としてのDNAなのかもしれない?吠えることによって、アドレナリンがビシバシ出ているのかもしれない?Windyは走っているとき、いつも私に対して「もっと速く走りたいから、次の指示を早く出して〜」とも、叫んでいるのだぁ(爆)。

来年のファイナルの頃にはWindyは9才越えている・・・なんて犬なんだろう?
「管理が良いのです」って、先生方から言われた。良い成績とれるより私にとっては嬉しい褒めだった。

オプデスはいつも本当に楽しい。なぜなら会場の雰囲気がとても和やかだから、
人間同士も犬同士もこういう環境はとても大事なことだと思う。
昼の休憩時間はチームテストをやっていた。アジリティと同時に開始しないのも、主催者の配慮なのだ。チームテストも2組以内で行われる。出陳者は落ち着いて挑戦できる環境下だ。競技者・競技犬の立場で行われる主旨はとても素晴らしいと思わずにいられない。競技終了時に今後に繋がるアドバイスを貰える。
どれをとっても参加者の立場を考慮して貰えて素晴らしいと思ってしまう。
そうそう、無線ラン?の最新のタイム計測器を使用していた。進んでいるのだぁ(嬉しい)。

レポを読まれた方は、私のことを偏っていると判断されるかもしれないけれど、
そんなことはどうでも良いこと。参加者の一人としての感想に過ぎないのだから・・良かった・楽しかったことを素直に表現しただけのことだから・・・


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