競技会場で・・・
競技会場は色々な性格の犬・色々な人が参戦する。人・犬の捉え方も様々なのである。
自分の尺度で物事が進んでいるわけではない。細心の注意を怠ってはならない。
本来ドッグスポーツとは、愛犬との絆を深めるために行うモノである。
犬の資質のあったモノを飼い主が選択して楽しむモノである。
競技会に参加するにあたって、それぞれのハンドラーは、この日に向けて、努力を重ね、
緊張した面もちで参加をする。競技会には色々なアクシデント発生することもある。
出来る事なら安心して競技を行える環境を保つ努力を惜しまずに作りたいと思う。
会場には、自分の犬は安全だからと勝手な思いこみで連れ回る人も沢山いる。
かくいう私も、結構ノーテンキでいるのだから、この辺を深く反省しなければならないと思う。
他の犬との接触には注意を払うようにしているが、ついつい、うっかりという事もある。
そんな時、相手の方がどう受け取るかを自分の判断で決めつけてはならない。
挨拶を交わすことすら、許せない行為であると、考えている人たちもいるのだから。
勿論、リードが離れていたりすることは言語道断である。
我が家の犬はシェパードで訓練も楽しんでいる犬であるが、
その訓練に対しても世間はかなりの偏見を持っているかもしれない。。。。
以下はシェパード飼い私の言い分。。。
シェパードの訓練において、人によっては危険な行為を犬に教えていると解釈される種類の訓練もある。
シェパードで、防衛(警戒とも言う)を教えていることは、
世間からすれば、危険な犬を作ると判断されるのだ。
言い訳と判断されるかも知れないが、これだけは言っておきたい。
人や犬などに勝手に攻撃したり吠える犬は本当の防衛・警戒訓練は出来ないと思っている。
普段から、吠えたり、攻撃する犬だから防衛・警戒を入れているのではなく、
服従でコマンドを理解できる犬だからこそ、防衛・警戒が出来るのだ。
防衛はドッグスポーツの1種であって、人を攻撃する行為を教えているのではない。
普段から攻撃的な犬に防衛・警戒が出来るのだろうか?
訓練をしている人・あるいはさせようと思っている人には、
これを誤解している人
(訓練試験を行っている最中、ネット越しに、対面で犬を座らせ、テスト中の犬に向かって吠えさせていた
飼い主が居たそうだ。その人に、係員が注意を促したところ、
訓練でやっているからいいのだと、平気でいる人も居たそうだ)
もいるので、外部の人たちに納得できる訳がないのも当然の成り行きだ、、、、
ココだけはハッキリと断言したい。
防衛(警戒)訓練犬=危険な犬・・と言う解釈を変えるために、、、、
訓練犬に対しての偏見を変える為に、、、私も微力ながら努力したいなぁ。
シェパードに対する偏見も、なくなってほしいなぁ。
その為には、シェパ飼いは細心の注意をしなければならないと、痛感する。
そうそう、大型犬の皆さんには、是非、それ以外の方たちに向けて、
(家の犬は大人しい等と)安易に考えずに、素直に対処して欲しいと思っている。
動きその物や存在その物すら恐怖を与えていることを認識して欲しいと思う。
少々話がずれてしまった。
自分の犬を取り巻く環境、これは犬種・大小に関わらず、注意すべき点である。
犬の経験値によって、色々な背景(トラウマ)が隠されていることも配慮しなければならない。
本来で有れば、少々の個体差はあるが自分の犬にとって、
ハンドラーが絶対的な信頼関係を持つ強いボスであるならば、
愛犬はどんなときでも安心できる状態(理想型・・遺伝的要素・環境・トレーニングの融合)のはずだが、
そんなことも、言い訳に過ぎない。
そんな偉いことを言える身分ではないと、心から感じている。事故は一瞬にして訪れるのである。
愛犬を誰からも愛される犬にするために、注意を払わなければならない。
愛犬が偏見で見られるのは、飼い主自身に問題が有るのである。
深く反省しなければ。事故が起こった時、周囲の目は愛犬に注がれる。
その時、愛犬はその雰囲気まで察知する。細心の注意をすることで、自らの愛犬を守ることになる。
そんなつもりはなかったと、例え少しでも思えることであっても、
相手が同じ様に解釈してくれるとは限らない。他人の犬の傍に寄っていくことだけでも、大罪なのです。
そのことを肝に銘じなければならない。
存在する全ての犬達は、かけがえのない輝かしい宝石なのだ。
決して、誰にも壊すことは許されない。。。。。以上
ドッグスポーツに夢中になって、周囲に気を遣わなかった事への自らを戒める為に。。。
今まで、様々な光景を目にしての反省点、
そして、これから先、いい環境を築けるようにと願いを込めて・・・・・
*スタンダード飼いの陽気なシェパを持つ観点から書いたモノです。
お怒りを買うかも知れない部分については、これからの経験で学んでいこうと思っています。
どうかご了承下さいませ。