トレーナーという肩書き(資格制度)

最近は犬限定でも様々な種類のインストラクター制度が存在する。一定の規定をマスターすると、先生?に成れる制度。先生になると博がついて「私って、犬の先生です!」と、何故か特別にスキルアップした気分になるから不思議。簡単に資格を与える(または、資格を餌にお客集めをする)制度を作る団体って、なんだか、とっても臭そうです(暴言)。

犬のことを考えると、短期間で、たった数頭の経験で先生になって教える資格って、とても疑問を感じるからです。私は犬の方が人間より遙かにお利口だと考えている一人だからです。様々な犬種全ての「脳みそ&運動能力」の方が人間より遙かにお利口だと思って居ます(笑)。

インストラクターになるにはまず、受講料を支払い、登録料を支払い、年間の維持費を支払う。資格を保持するためにずっと支払い続ける仕組みです。
そのかわりに、先生として、生徒を集めて受講料を稼ぎます。全てのインストラクターが受講料を取って教えるわけではないと思いますが・・・・さて、どうなんでしょうね?先生の価値ってどうなんでしょう?

資格制度って、犬に熱心になればなるほどに、ワクワクそそられそうです。せっかく習ったのだし、好きな仕事と仕事としてやってみたくなるでしょうね。
お金の流れを考えるとなんとも言いがたいものが(笑)。。。。
からくりに気付く人、乗せられる人、何でもいいから収集したい人、色々です。お金持ちだなぁ?と囁かれそうです(爆)。

訓練所に預けられる犬の場合もまた、からくりが隠されています。
犬に訓練を入れる、そして、資格を取る。
飼い主は誠に心地よく受け入れます。愛犬の資格取得が賞状のように思えてきます。犬の訓練の様子を間近で確認せずして、「資格取りました、はい、どうぞ」と家に戻ってくる。それでも飼い主は「頑張ったんだねぇ」と、嬉しいモノらしい。しばらく経過すると、飼い主自身が訓練内容を理解していない理由か、「訓練入れたのに、どうして私の犬は飼い主の言うことを効かないの?」って、愛犬を愚弄する、そして、訓練所を愚弄する。人間は何て、自分勝手な生き物なんでしょうね(唖然)。

訓練所に預ければ、犬がよい子になって戻って来るという神話?
とってつけた(笑)資格?が簡単に営利目的で使用されるという神話?

シェパードなどの作業犬の場合は『警察犬』「嘱託犬」という響きはかなり憧れでしょう。「うちの子、、警察犬」って良い響きです。
安全に連れ歩けないならば、看板だけの虚しい犬?
飼い主自らトレーニングして警察犬になった場合は除きます。
何故ならば、飼い主と一緒に24時間仕事が可能でしょうから。

真実を探るセンスが問われる時代がやって来たようです。
心して取り組まねばなりません。てぃへんだぁ!!!

追記

実は私も昔インストラクターを語っていました(爆)。でもぉ・・簡単に取れちゃったから意味無いです。そして、昔の話ですが、「外国に修業に行きませんかぁ?」と、誘われたこともあります(笑)。脳裏に「戻ってきたら犬産業で儲ける?」とそそられそうでした(爆)。
色々なことを体験して、今では口うるさい小姑みたいな私かもしれません(ガハハ)

追記

飼い主さん自らが、愛犬と挌闘しながら真剣に見つめ合ってトレーニングする事は至福の喜びです。「犬を変えよう」ではなく、訓練して行く過程で、「これって、自分(飼い主)のトレーニング?」と感じたときから、新たなるスタート、新たなる発見に出会えると確信します。汗して勝ち取った真なる資格、そして、また新たに資格を活かしていく素敵な組み合わせがこの世に存在することは、素晴らしい事実です。そして、真なる道しるべを示してくれる先生に出会えるって幸せもきっと、存在ます。愛犬と一緒にその幸せを育んで下さい。