作業犬作出にはショーラインを時には入れます。
これは骨格形成等を考慮するためと考えます。
シュッツ・ジャッジ曰く「ショーラインを好きではない?けれど、体型を保持する目的は大切なこと」そして、ジャーマンシェパードにとってシュッツ作業は不可欠なるモノと仰いました。つまり、基本中の基本がシュッツなのだ。
私感ですが、シェパードの基礎をシュッツとして捉えれば、健康なシェパードの作出は向上して行くのだと考えます。規定を基本にシェパードとの暮らしを育んで行くことが、健康管理に繋がると考えています。
私にとってとても難しい作業ですが、目的意識を持つ事が最も重要ではないかと考えています。犬を詳細に観察して、目標に近づける努力をすることに寄って、シェパードの健康管理に繋がると想えるからです。私は皆さんもご存じのように日本独特の「選別」は、訓練に組み込んでいません。何故ならば、シェパードでなくても、もっと、選別作業に向いている犬種が存在します。さらに歳を取っても選別は可能です。これは運動能力を捉えたモノではないと考えるからですが(大汗)。
シェパードに求められる作業能力は、優れた集中力・優れた運動能力・冷静なる判断力・作業に対する持続力と考えています。この全てを合わせて持てることをシェパードは求められる犬種ではないかと考えるのです。いずれか一つでは、未完成なのです。余談ですが、従って私の犬はシェパードにして、未完成のシェパードです(恥)。私自身の作業理解が不足しているからです。だからといって、私が得意そうな種目に絞ろうとは想っていません。シェパードに求められる全てを不得意であろうが、ずっとやり続けていこうと考えているからです。何故ならば、シェパードをトコトン知りたいし、生きている限り活かした暮らしを追求して行きたいからです。競技会で高得点を狙う目的で、訓練に嵌っているわけではありません(本心)。犬を知る過程が楽しいから今の私が存在します。
本物のシェパードを飼うには、かなりの力量も問われることでしょう(推察)。従って選ぶ時は充分に覚悟を決めて下さい!
さて、飼いやすいシェパードってこの世にいるとしたら・・・それはシェパードとしての能力を失った犬かもぉ?って(大汗)。
優れた指導能力を持てていたなら、飼いやすい犬?となるのは当然かもしれません(憶測)。或いは犬自身が人間に対して要求することを、受け入れることを諦めてしまうと、単に大人しい(人間にとって扱いやすい)犬となるかもぉ?いずれにせよ、シェパードでなくても、健康な犬ならば、飼いやすい犬の存在は無いでしょう(私感)。犬は正しい訓練・教育(運動管理を含む)を受けてこそ、正しい犬となるのではないかなぁ?
犬種の特性を活かした暮らしを営みたい私です>理想
これはどんな犬種でも言えるかと考えています。
犬を飼う前に、犬を調べて、自分のライフスタイルに合うかどうかをまず考えます。店頭やネットでで犬を衝動買いするようなことが有ってはならないと考えます。ついこの間、トリミングに来た飼い主が「夜中に起こされて寝不足です。ペットシーツをぼろぼろにかみ砕きます・・等」正々堂々と苦言を言います(爆)。私はその傍らで悔しくなっちゃった(爆)。行きつけのドッグカフェーでの話ですが、マスター「充分な運動をかけてあげれば、その様な行動は少なくなるのでは?」とアドバイスをしたところ、飼い主「時間がありません!寝不足になっちゃう!それにお散歩では糞が落ちていたりするし、アスファルトばかりでパッドから血が出ます」
私は傍らで「お散歩場所を探せば良いのに、きっと見つかるはずなのに」って想った(笑)なかったら工夫すればいいのに・・・私は犬との暮らしを「格闘する」=楽しみだと考える。あ”〜犬を飼った責任って考えないのでしょうか?
私はこの話を聞いていてこんな事を考えました。
小さい犬の方がもしかしたら、不幸な犬が多いかもしれない!
大きい犬を飼っている人は、初めから運動が必要という最低限の覚悟があるかもしれないからです。体の大小に関わらず、犬には運動が必要なのにね(笑)。犬同士を遊ばせていることで運動出来たって想う人もいるかもなぁ?犬同士の遊びから知能も築けると、考えている人もいるでしょうね。ルールのない自由は自由ではないと考える私です。相手の犬が教育を受けた犬である根拠がなければ危険です。然るに犬と言うより、飼い主の考え方が愛犬の行動として顕れます。人間の暮らしのオマケ感覚で犬を飼うから、犬が捨てられるのかもなぁ(暴言)。あ”〜また私は触れてはならない苦言を発言しちゃったわ(大汗)。
さて、シェパードだけに訓練の基本はシュッツ作業(3種)です。と、言うと日本では少数派だけに異論が出てしまいます。誠に恐縮です。どうか許して下さい。いつかは、シュッツが浸透する日本を望んで書かせて頂きました。競技会レベルに作れなくても、シェパード飼いはシュッツを目標に暮らせたらいいなぁ〜って考えるからです。
私は素晴らしい訓練環境に出会えて心から感謝しています。
日本中に広まる日を望んで止みません。注:Jシュッツとは全く別物です。IPO(国際作業犬規程)に準じる作業を示します。
追記:シュッツ=防衛を示しますが、シュッツ規定中の(作業犬としての)服従をまずは目標に定めて極めて行きたい私です。
すんごく楽しいし、奥深いです♪犬の心を掴めます。
防衛はヘルパーが居ないとなかなか、難しいけれど、服従&追求なら誰もが挑戦可能です。追記:防衛作業は犬の躍動感をもって素晴らしいと思われる点が多く存在しますが、むしろ私は『防衛=究極の服従作業』と考えています。静と動を瞬時に切り替え、使命感で動ける犬だと考えます。その様な犬は私の永遠の憧れです♪単純に好きなだけでは防衛犬に有らず?
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